あえて評判の悪い(?)ソニー損保に加入してみた話

私は自動車保険の切り替えの検討を毎年しっかりやる方で、今のところ一年ごとに変えてます。

おととしはアクサ、去年はチューリッヒに入っていたんですが、今年はソニー損保にしてみました。

理由は補償に対する保険料の安さと、評判の悪いダイレクト型の自動車保険の中では1番評価が高かったという2点です。

口コミや補償内容などいろいろ調べてちょっと迷いはしたのですが、少し話が長くなるので、順を追って書かせてもらいますね。

簡単メモ

ソニー損保はどんな保険会社?

1999年に設立された国内のダイレクト型自動車保険会社。他のダイレクト型保険の中で最安とは言えないものの高い顧客満足度を得ており、売上はトップクラスである。

アクサダイレクトやチューリッヒなど外資系の会社を敬遠する人々にかなりの人気を誇る。

まず、いつものように各社の見積もりを出した

自動車保険を再検討するにあたって、私はいつものように各保険会社の簡単な見積もりを出してもらいました。

とりあえず私が毎年保険会社を再検討する理由は「その時1番コスパのいい保険に入りたい」というただその一点のみです。

自動車保険って「1年前はすごく安かったのに、今年は全然安くない」みたいなことが当たり前にあるので、毎年必ず見積もりを出して比較検討するようにしてます。

といってもそれぞれの保険会社のホームページにいって毎回必要事項を記入して〜とやってるとかなり時間を食うので、一括でできる保険料見積もりサービスを使ってます。このサービスは便利な上に無料なので使わない手はないです。

もし使ったことがなければおすすめですよ。最大20社の大手保険会社の見積もりが一気にとれます。

アクサ、チューリッヒ、ソニー損保の保険料はだいたい横並びだった

簡易見積もりの結果、やはりアクサ、チューリッヒ、ソニー損保が1番安い価格帯でした。

1番安かった順から言うと

  1. アクサ
  2. チューリッヒ
  3. ソニー損保

で、アクサとソニー損保は3000〜4000円くらいの差がありました。

しかしそれくらいの価格の違いなら補償内容と評判を優先して選ぶことに。

それら3つの会社のホームページにいって、そこから再度見積もりを出します。各会社のホームページからの見積もりは補償の内容を細かく変えて保険料をみれるので、比較検討する際は必須です。

一括見積もりサービスでとりあえず大まかな保険料を調べる → あたりをつけた会社ごとに個別に見積もりをだす

今のところ、この流れが自分に合った保険会社を1番効率よく見つけられる方法だと思います。

補償内容や基本サービスの差はどれくらいある?

次に私はソニー損保の保証内容やその特徴について調べてみました。アクサダイレクトやチューリッヒと比べるとサービス内容なにか差があるのかなぁと。

 

「ソニー損保のメリット」

  • 想定される走行距離を細かく設定でき、走る分だけの保険料で済ますことができる(ただしアクサやチューリッヒと同じ様に設定した走行距離を超えた場合は差額の保険料を追加で支払う必要がある。しかし二年目以降はその場合でも追加料金は発生しない「こえても安心サービスがある」。反対に予想より少なかった場合は翌年に繰り越して割引を受けられる。)
  • 外部調査機関による自動車保険事故対応度「ダイレクト部門」でトップクラスの評価を得ている。
  • 無料付帯しているロードサービスが充実している。提携修理工場までは距離無制限で無料。指定の修理工場までは150kmまで無料など。詳細はこちら(公式サイト)。
  • セコムの係員が事故現場に駆けつけて様々なサポートをしてくれる(無料)。
  • 土日の事故でも即日対応してくれる。

 

「ソニー損保のデメリットな点」

  • 脱輪時の引き上げはタイヤ一本分まで(アクサは落差1メートル以内で3本まで。チューリッヒは落差1メートルなら車輪制限なし)。
  • 保険料は最安とは言えない

けっこう詳しく調べてみましたが、挙げるべきメリットとデメリットはこんな感じだと思います。

やっぱりダイレクト型自動車保険の中で評価が高いのは事故時のロードサービスがけっこう充実しているからだと思います。

セコムの人が来てくれるとかいいですよね。私は二回事故ったことがありますが、一人だと結構心細いですから。

結論としてはアクサ、チューリッヒ、ソニー損保、補償の面ではそんなに変わらないですが、事故後にどこがいちばん気持ちよく処理してくれるかと言ったらソニー損保である可能性が高いと思います。

まあそれは結局担当者によるんですけどね。

1番コスパよく感じたのはソニー損保だった

こんなふうに各社のサービス内容を比較したり、各社の見積もり画面でああでもないこうでもないと補償内容を細かく変えながら保険料を見比べた結果、ソニー損保が1番コスパがいいように感じました。

実は同じくらいの補償内容に設定して一番安かったのはアクサだったんですが、安さだけでなく各社の「評判」や付帯サービスも考慮に入れた場合、ソニー損保が一番よく思えたというわけです。

決め手は評判・口コミの差

ご存知の方も多いかと思いますが、ダイレクト型の自動車保険は代理店型と比べると悪い評判の比率が大きいです。

人件費や店舗維持費を切り詰めて保険料を抑えているダイレクト型は、人員や実店舗数が充実している代理店型と比べるとどうしても事故対応などに差が出てしまい、そこに不満を持つ利用者が多くなってしまうんですよね。

どちらにもメリット・デメリットがあるので安さを重視するならダイレクト型、手厚いアフターケアを求めるなら代理店型、というふうに好みで選べばいいと思います。

私は「補償は必要最低限でいいじゃん。余計なオプションは必要ないな〜」という安さ重視の人間なので、選択肢はダイレクト型の保険会社一択なんですが、そのダイレクト型の会社の中でもやはり評判の良い悪いがあるんですね。

そして私が調べた限りだと、一番悪い評判や口コミが少ないのがソニー損保でした(一番多いのはアクサかもです)。

もちろん評判や口コミはネット上の伝聞にしか過ぎないので信じすぎるのは良くないですが、やはり一つの指標にはなります。

そこで「ソニー損保が一番高いけど、まあ数千円の違いなら評価の高い方を選んでおくか」となってソニー損保と契約を結んだ次第です。

以前の私なら評判とか関係なく一番安いアクサを選んだと思うんですが、少しずつ年をとってきているということかもしれません。

自分にベストな自動車保険を選ぶならやっぱりちゃんと調べよう

自動車保険はたくさんあるのでその中から選ぶのはわりと大変だったりするんですが、選ぶ際はやっぱり自分の中でどれを優先させるかをはっきりさせといたほうがスムーズです。

安さを優先させるのか、保証内容を優先させるのか、対応力やアフターケアを優先させるのか。

人によってそれぞれ違うと思いますが、そこさえ絞ってしまえばあとはあまり迷わないと思います。

私はまだ対応力やアフターケアを最優先させたことがないので、そういう場合の賢い探し方みたいなのはよくわからないのですが、とりあえず安さを基準にするなら今回私がやったようにまず最初はいろんな会社の見積もりをとってみるのが一番いいですよ。

んでちゃんと、毎年比較することが大事です。その年によってどこが安いかぜんぜん変わってくるので。

おたがい、事故には気をつけて毎年ベストな保険選びができるといいですよね。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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