部屋探しの費用を安くするには不動産屋選びが重要!

2017年3月20日

image4you / Pixabay

皆さん、新居に引っ越すにあたって「え、引っ越しってこんなかかるの?!」だとか、「えっ、こんなに退去費用かかるの?!」というような経験をしたことはありませんか? 引っ越しに関する諸々って結構費用が高くなって、お財布を圧迫しますよね。

安くなるなら安くしたいのが人情。今回は私がいろいろ調べて、実際に実践した節約の方法をご紹介します。ちなみに私は初回の見積もりより、最終的に20万位安くなりました。

とにもかくにもまずは物件を探す

まずは物件を探さないことには始まりません。探す方法としては

  • ネットで検索
  • 地元の不動産屋に足を運ぶ

とりあえずこの二つになるかと思います。例外的に知人に紹介してもらうというのもあるかと思いますが、おそらくほとんどの人はそういうのってないですよね。私もこの二つの方法しかありませんでした。

情報は、ほぼネットに出されている

じゃあどちらが良い物件を見つけられるかといいますと、結論としてはどちらもあまりかわらない、と思います。地元の不動産屋に行った方が掘り出し物件があるんじゃないか、ネットにはでてない物件があるんじゃないか、という人もたくさんいるかと思いますが(実際私もそうでした)、今の時代では、物件の情報というのはほとんどネットで共有されているんだな、というのがいくつもの不動産を訪ねてみた私の実感でした。

なので、お勧めの方法としては

まずはネットで検索し、良さそうな物件があったらその物件を内見させてもらうために不動産屋に行く

というのがスマートだと思います。何も下調べせずに不動産屋に行くと余計な時間がかかって仕方がありません。掘り出し物については、実際に店舗に行った時に、試しに「何かネットに出ていない良い物件ありませんか?」と聞いてみるのがいいと思います。

なお、店舗に行く際には予約をし、その時に自分の希望する条件を前もって不動産屋に伝えておくとスムーズですよ。

部屋探し検索サイトは二つ以上使う

「部屋探し」で検索すると、いくつかのサイトが出てくると思います。どの検索サイトでも同じだと思うかもしれませんが、実際には微妙に違ってきます。

これは検索サイトによって、物件を載せるための掲載料が違うことによって起きるものだそうです。最大手のサイトは高く、そうでないサイトは比較的安い、ということですね。だからAのサイトにはあるけど、Bのサイトには載っていないという物件があるわけです。では全部の検索サイトを見なければいけないかというと、そうではありません。いろいろと見て回った結果、

HOME'S と アットホームの二つのサイトをチェックすれば事は足ります。

例外的にこの二つのサイトにも載っていない物件がたまにありますが、あまりないです(あったとしてもほとんど大した物件ではない)。このあたりはまあやる気と執念によって探すサイトなどを広げてみればいいと思います。調べていくうちに物件の相場などがわかるし、無駄にはならないんじゃないかと。

ちなみにこの二つのサイトを使う際に、私が主に使っていたサイト内検索の方法は地図検索でした。こっちの方が最寄駅に対してどのあたりにあるのかといった情報がわかりやすいですし、新着物件も発見しやすいです。

目当ての物件が見つかったら内見に行く

いくつか良い物件が見つかったら、その物件の情報ページに記載されている不動産屋に内見の申し込みをしましょう。とりあえず、一番気になる物件のページから申し込んで、あとの気になる物件の情報も「ここも内見したいのですが」と、伝えておくといいと思います。おそらく当日~3日以内に不動産屋から返信が来るはずです。内見の日にちを決めて実際に不動産屋に行ってみましょう。

内見する際の注意点やメリットなどはこちらのサイトに詳しく書かれているのでチェックしてみるのも良いと思います。

内見で部屋を絞り込んだら、今度は違う不動産屋さんに同じ部屋を見せてもらう

これすごく大事です。つまりは部屋探しの費用は選ぶ不動産屋によって変わってくるのだと考えてもらっても良いかと思います。

世の中にはいろんな不動産屋があるわけですから、あまり信用できなさそうな不動産屋もあれば、感じのいいところもあるわけです。そして会社の数だけ経営方針や儲け方も違うので、当然契約手数料だって違ってきます

良い部屋を見つけたら次に考えるのは、一体どこの不動産屋に頼めば一番やすくなるかということです。

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いくつかの不動産屋に初期見積もりを頼む

どこが安いか一番手っ取り早いのは初期費用の見積もりを頼むことです。私の場合はとりあえず、内見に連れて行ってもらった不動産屋すべてに初期費用の見積もりを出してもらいました。あとは物件のページなどで前もって「仲介手数料半額」と謳っているところに、見積もりだけお願いしたりもしました。

見積もりの各名目がどれだけわかりやすく書いてあるか、訳のわからない項目(24時間サポート料みたいな)も載せられてないかもチェックしましょう。

そしてもうひと手間かけて安くなる道を探す

すべての不動産屋から見積もりが帰ってきて、だいたいの費用の感じがわかると、会社によってこんなに違うのかと愕然としたりします。そこで私は、この感じならもっと安くできるんじゃないかと考えました。

たしか、大家がサイトに物件を載せるには、まず一つの不動産屋に頼み、そしてそこから情報がネットに広がっていくはず。もしかしたらその大元の不動産屋で交渉したらもっと安くなるかもしれないと。

というのは、世に流通している商品というのは、大元から卸されて下に行くほど、中間手数料がかかり、代金が高くなっていきますからね。それと同じことが不動産の情報にも言えるのではないかと思います。

再度現地へ

しかし、さすがにそれまでに見積もりを頼んだ会社に、そもそもの大元の不動産屋を教えてくれというのも聞きづらいですし、わざわざ内見させてくれた担当の人に申し訳ない。そこで私は、物件の再確認も含めてもう一度現地へ行ってみることにしました。もしかしたら不動産屋の情報があるかもしれない。

そうしたら見事予想的中。

今まで見積もりを頼んだことのない不動産会社の看板がその物件の壁に貼られていました。この方法はわりとおすすめです。だいたいの物件にはどこかしらにそこを管理する不動産屋の看板があります

わたしはその場でその不動産屋に連絡して、いろいろと質問をし、最終的に見積もりを出してもらいました。

そうしたら他のところと比べて20万くらい安い

なんか、みんな適当なんだなーと思ったのを覚えています。

何で安いかというのは

  • 仲介手数料が他より安い(なんと25%だった)
  • 余分なサービス料が上乗せされていない
  • 鍵交換代など、こまかな代金がかからなかった
  • その不動産屋限定でレントフリーが付いていた

といったのが要因でした。

鍵交換代なども不動産屋によっては違ってくるのは驚きですね。たぶん鍵交換代を見積もりに出していたところは完全に、こちらからボロうとしていたのだと思います。腹立ちますね。

あとはレントフリーも大きかったです。そういう条件も不動産屋によって違うんですね。そのあたりの細かな事情などはよくわかりませんが、今回は大家さんがその不動産屋に頼むのと並行して、直接不動産サイトなどに頼んでいたことによって起きた各条件の相違だった模様です。

不動産屋を決めたら家賃交渉等する

さて、手数料も安いし、担当の人も悪い感じではなかったので(なんと若い兄弟が経営している不動産屋でした)そこに決め、次は家賃交渉をしました。これだけ安くしてくれたらここに決めますよ、というと交渉しやすいです。私の場合は2~3千円安くしてくれたらここにします、と言いました。

しかし結果から言うと家賃は下がらず、駐車場を少しだけ安くすることで妥協しました。普通はすこしは家賃下がるそうなんですが、そこの大家さんはわりと頑固ものだったようです。しかし物件が気にいっていたので折れました。交渉する時は気に入っていることはあまり表に出さないようにしましたが。

引っ越し時の荷運びはなるべくDIYで

あと費用を抑えるには引っ越しの荷運びを自分でやるということですね。

さすがに何人かの家族がいる場合や、一人暮らしでも荷物が多い場合はすこし高くても業者に頼んだ方がいいかと思いますが、私の場合はそこまで荷物もなかったので知人にボックスカーを借りて自分でやりました。最近ではレンタカーも安いものがあるのでそういうのもいいですね。

冷蔵庫や洗濯機、電子レンジといった家電なども良い機会だったので処分し、おもにヤフオクや、フリマアプリなどで安くあたらしいものを用意して届けてもらったので比較的楽に引っ越しできました。

まとめ・部屋探しは余裕を持って

安くできた体験談をここまでつらつらと書かせてもらいましたが、それらの方法と同じくらい大事なのは

時間をかけて部屋を探すことだと思っています。半年から1年くらい前から計画的に探し始めること。

足を使ったり、交渉したりして安くするのはもちろんですが、やはり最初の物件の諸費用条件が安いに越したことはありませんから。

「おっ、これは」と思うような物件は経験的に3カ月に1~2件とかそのくらいの割合でしか出てきませんでした。

そういう「比較的掘り出し物の物件」を見つけるのが重要です。物件探すのって楽しいですよ。

それに時間がないと、物件を決める際の交渉にも余裕がないのが伝わって上手くいきませんしね。

 

はじめて部屋探しをする方はなかなか半年も前から探し始めたりはしないと思いますが、次に引っ越しする時はこういうやりかたもあるのだと覚えていてもらえると、役に立つと思います。

 

 

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