この間、ひさびさに会った友達が「第二種電気工事士」という資格を取ったとのこと。
彼は屋内工事関係への転職を考えているらしく、そのために必要になったらしい。
「お前も取っておいて損はないと思うんだけどな」と言っていたので私は「第二種電気工事士」について、ちょっと調べてみました。
いろいろググってみたんですが、関連サイトの解説がめっちゃわかりづらかった。
説明文は漢字ばっかだし、専門用語が多いし、文字の間隔もせまいし、見やすい表とかもないし、なんかもうワザと分かりづらくしてるんじゃないかと思うくらい。
これじゃ資格に興味がある人でも、うげぇってなりますよ。
なので、誰でも簡単にわかるように自分でまとめちゃおうと思いました。
電気工事士について調べる人はわりといそうですし、そんな時に分かりやすくまとめてある記事が一つでも多くなれば、ささやかながら助けになるんじゃないかと。
そんなわけでまとめていきまっすん。
第二種電気工事士ってなんじゃ?
大体のサイトには
「一般用電気工作物の電気工事の作業に従事するための資格」
と書いてありますが、わかりづらいすね。
かんたんに言うと
普通の一軒家とか、それくらいの大きさの建物の中で電気関係の工事をするときにいる資格
ってことのようです。
もう少しくわしく説明すると、600V以下の電気が来ている建物ってことになります(ちょっと大きい建物になると600V以上の電気を受けるようになりますので、工事はできません。第一種電気工事士の資格を取ればできるようになります)。
資格を取ると何ができるん??
んで上にも書いたように資格を取ると「600V以下の電気が来ている建物」で電気関係の工事ができるようになるんですが、それはどういう工事かっていうと
壁にコンセントや電気のスイッチを付けたり、そのためのコードの配線、配電盤などの設置作業のことです。あとエアコンの取り付け作業なんかもそうです。
こういっちゃなんですが、わりと基本的な工事のようですね。
しかし逆を言えば、資格がないとコンセントとかスイッチとか自分でいじっちゃだめってことですね。
それはたとえ自分の持家であってもです。
法律で決まってます。
「これくらい自分でできるっしょ」と不用意にいじって、もし火事などの大ごとになった場合、法律で罰せられることもあるそうですから気をつけてください。
どういう仕事で資格が必要になんの?
電気が関係する工事ならちょっとしたことでも資格が必要、となるとけっこういろんな職業で必要になってきそうです。
しらべた感じだと、
おもに建設会社、電力会社、家電量販店・工務店、医療・福祉施設、ビル管理会社とかで働く場合に必要になることが多いようです。
そりゃ電気はいたるところに流れてますから、やっぱりけっこう需要ありますよね。資格持ってれば便利だから重宝されると思いますよ。
そのため、試験を受ける人はなかなか多いようです。
試験は難しいの??
第二種電気工事士の試験は筆記と実技があり(筆記試験で合格したら次に実技試験)、それほど難しくはないと言われています。
独学でも1~3ヶ月で取れますよっていっているところがほとんどです。
えっ、それって十分むずかしくね、、、、
って私なんかは思うんですけど。。。1~3ヶ月もこつこつ頑張れる気がしない。。。
例の友人にそう言ったら、彼は通信教材を買って短期間で合格したらしいです。
「独学より高くつくけど、要点だけ絞ってあるからめっちゃわかりやすいし、実技対策もVideoをみれば余裕で対応できるし、かなりの時間短縮になるからおすすめだぞ」と言われました。
いや、いまのところ取るつもりはないけどね。。まあ取ろうと思ったら彼の通信教材を奪いましょうかね。
これから資格を取ろうと思っている人もいるかもしれませんから、いちおう彼からおすすめされた通信教材のリンク貼っておきますね。
その筋ではわりと有名な翔泳社アカデミーという会社の第二種電気工事士 総合コース【筆記/技能対策】をとったらしいです。
なんか希望する人は必要な工具も付いてくるコースがあるようなので、自分でそろえるのがめんどくさい方はそちらもよさそうです(友人はめんどくさがりなので全部込みのものにしたらしいです)。
ぶっちゃけ、給料はいいんすか??
電気工事士の年収はだいたい平均すると500万前後のようです。
半数が300~400万、半数が400万以上って感じらしい。
経験積んでいくと最低400万はいきますよってことですかね。まあそこまで高くもないけど、安くもないですね。独立して稼いでいる人は700万とかいく人もいるらしいです。
まとめ
けっこうおおざっぱに説明してきましたが、第二種電気工事士についてだいたいの感じはわかっていただけたでしょうか?
エアコンとかコンセントとか、つい自分で取り付けとかやっちゃう人もいそうなので、気をつけましょう。電気を甘く見てはいけないってことですね。
仕事としては、需要が多くてくいっぱぐれがなさそうなところを考えると、悪くない職業なんじゃないかと思います。
ちなみに上の方でちょろっと書きましたが、電気工事士には第一種電気工事士と第二種電気工事士の2種類あり、第一種の方があつかえる工事が増えるとのことです。
もし興味ある方がいたら調べてみてくださいね。